立ち仕事・農作業・介護職の“腰を守る体の使い方”
- koo Shi
- 11月27日
- 読了時間: 3分

日々の仕事で、知らず知らずのうちに腰に負担をかけていませんか?
立ちっぱなし、かがむ、持ち上げる——その繰り返しが、慢性的な腰痛やぎっくり腰の原因になっていることも少なくありません。
でも実は、「体の使い方」を少し変えるだけで、腰への負担を大きく減らせます。今回は、整体師の視点から、仕事中でも意識できる“腰を守る動き方”を紹介します。
腰に負担をかける動作ベスト3
① 前かがみ姿勢のまま作業
前屈姿勢を長時間続けると、腰の筋肉(脊柱起立筋)に常に緊張が走り、血流が悪化して“だるさ”や“張り”が出てきます。特に農作業や介護での「中腰キープ」は、腰痛の最大の原因です。

② 物を持ち上げる時に腰だけで引き上げる
重いものを腰だけで持ち上げると、瞬間的に腰に大きな負担がかかります。太ももやお尻の筋肉を使わない持ち方は、ぎっくり腰の典型パターンです。

③ 片側に体重をかけ続ける立ち姿勢
美容師・販売員などに多い「片脚立ち」や「片側重心」。骨盤が歪み、腰椎にねじれストレスがかかり、慢性腰痛を引き起こします。

体の使い方を変えるだけで変わる腰の負担
腰への負担を減らすには、「動きの中心」を腰から股関節へと切り替えるのがポイントです。
前かがみになる時は、腰を曲げずに股関節から倒す
重いものは、膝と股関節を曲げて“しゃがんで”持ち上げる
立ち仕事では、つま先を少し動かして血流を促す
この「小さな意識の差」が、腰を痛めるか守れるかの分かれ道になります。
業種別・腰を守るコツ
農業の場合
中腰時間を減らすために、膝立ちや片膝立ちを活用
畝作業時は腰サポートベルト+股関節の動きを意識
作業合間に軽く背伸びや腰回しを行う
介護・看護職の場合
利用者を支えるときは、自分の体を相手に近づける
「腕で引く」より「足で押す」感覚でサポート
しゃがむ時は背中を丸めず、股関節から曲げる
美容師・販売員などの立ち仕事の場合
同じ姿勢を続けず、左右に体重を移動する
足首やふくらはぎの軽いストレッチをこまめに行う
腰を反らせすぎない立ち姿勢を意識
腰に優しい休憩の取り方
仕事中に完全な休憩を取れなくても、1~2分でできる「小休止ストレッチ」が効果的です。
例:腰を守るミニストレッチ
椅子に浅く腰かけて背すじを伸ばす
両腕を上に伸ばして深呼吸(3回)
片脚ずつ膝を抱えて背中を丸める(各15秒)
これだけでも腰まわりの血流が改善し、午後の重だるさを防げます。
アドバイス
整体では、体の使い方・動作の癖・筋膜のつながりを重視します。
腰だけを揉むのではなく、
股関節や足首の硬さ
骨盤の歪み
呼吸や姿勢のパターンを整えることで、腰への負担を根本的に軽減します。
日々の動作を変えることが、最も確実な予防法です。腰の違和感を感じたら、早めに体を整えておきましょう。
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